哀愁の98互換機 | ![]() |
MD926RS
もう割り切って使おう使おうと思ってはいるもののパワーアップへの欲求は消えず。そしてついに緑電子のMD926RSという高速シリアル&SCSI2の機能を併せ持ったボードを買ってしまった。だって中古で7600円なんだもの。しかし、これも一苦労。926RSはいろいろ問題のあったボードで、まともに動作させるのにかなり時間がかかってしまった。後になってドライバーがバージョンアップされ安定。ありがとう緑電子。
T64ELとWAP-EP
T64ELのおかげでメモリが32Mしか積めないのですが、4(本体実装)+8+16で28Mだったんですよ。そこで4Mのメモリを中古で買ってきました。いやー、たった4Mでこんなにも違うなんて。まあメルコのWAPを使っているときには絶頂期で48Mあったんですけど。スワップ無しで快適は快適でした。気がつくとすぐにフリーズしてましたけど。気分はマックでしたね。友人宅のマックも良く爆弾が出る。要らなくなった16Mはプレゼントにした。将来DOS/Vを買ったときにつらいかも。2枚組みになるメモリが無いぜ・・・
煩悩
どうも諦めが悪いようで、4倍速版のCx5x86を探していた。そしたらあった! ただ29,800円なり。あのね、それだけあれば中古でMU買えちゃうよ。さすがに買わなかった。その他にも「ああ、SMITの方が速かったなー」とRSB3000/SCSI2を欲しくなったり、「ああ、56kで336の変わりになるよなー」と買い換えたくなったり、「16倍速のCD-ROMドライブが20,000円かー」と財布に手が伸びたりと、煩悩には事欠かない。財布といってもカードで分割なんだけど。もう追加投資は避けたい。となると次に手を出すのは・・・
夏とクロックアップ
SRのページなかなか好評である。励ましのメールをたくさん頂いたりして非常にうれしい。最近いじりようが無くなってきたので更新が難しい。そういえばT64ELが新宿のソフマップに3日ほど存在していた。昔ならすぐに売約済みになったものだ。
さすがに夏になるとよく落ちる。筐体の上に電話・CD-ROM・モデムが乗っかっているからであろうか。CDはちょっと前までじか置きだったが、モデムを縦置きにするための足を敷いてSRとの接触を無くした。少しは風通しが良くなるかと思ってやったらそこそこの効果が現れている。やはりCPUのオーバークロックが原因か。120GPを買えば良かったと後悔する今日このごろ。メールを下さった方に120GPの4倍速版をお持ちの方がいらっしゃったのだが、これが手に入ったとしてもオーバークロック。うーん、でも1度でいいからCx5x86の4倍速を体験してみたい!
パソコンで留守電ねえ・・・
もはや本体に手を加えることが難しくなってきた。さて、どうしたものか。そういえば最近モデムの調子が悪い。56kモデムでも買ってみようかとビックカメラへ。でもって結局買ったのはアップグレード可の336kボイスモデム。その気になれば留守電もエミュレイトできる代物だ。マイクロコム社の「Voice Porte」というやや古目の製品。ところがこれがまた曲者であった。まず添付ソフトがうまく動かない。ボイス機能を活用するには不可欠な要素なのに、である。うーむ、とひとしきり悩んだ後、モデムのマニュアルを熟読する。大抵のことはそれで解決するからねぇ。しかしこのマニュアル、解かりにくい。解かりにくいくせに細かい記述を省いているのがまた腹の立つところ。なんとか動くようにはなったのだけど、留守電のアナウンスが雑音まみれで使い物にならない。久しぶりに人の手を借りたい状況に陥っている。サポートに聞くか、ニフティで聞くか。なんとか元を取らなくては。カード2回払いで14000円分ね。
UNIXの誘惑
その可愛さのあまりにいじくりまわされますます不安定になっていくSR氏。いっそのこときれいさっぱりフォーマットしてUNIXでも走らせようかと思ったりする。エプソン機でFreeBSDを走らせるためのノウハウはNiftyに行けばいくらでもあるのだが、いかんせんメインマシンであるがゆえにあまり危険なことはできないのだ。クロックアップをした時は我を忘れていたに違いない。おそるべし、俺。
某BBSで「DMAクロックスピードを通常にしたほうが良い」という情報を仕入れたので早速やってみた。う~む、確かに少しだけハードディスクのパフォーマンスが上がっているような。この辺のことを詳しくご存知の方がいらっしゃいましたらどうかお教え願いたい。何か隠し設定とかありませんかねぇ。
※「DMAうんぬん」はエプソンのホームページにある推奨設定でした。環境によって効果が違いますので要注意。ODP使用時には「高速」にした方が安定します。
衝動買いの結末
エプソン互換機ユーザーの方からのメールに「PK-EP586x4を少しいじるとSRでも使える」という私にとっての朗報がありました。AMDを買わずに辛抱していた甲斐があるというものです。中古で出物が有りましたら早速取り掛かろうかと思っています。ちなみにアップグレードを期待して買ったマイクロコムのVoicePorteモデムですが、いまだになんのアナウンスも有りません。はっきり言って無駄な買い物でした。教訓、迷ったら買うな。
マグナラム97の威力
ハードの改善がすでに頭打ちのSR。ならば、とマグナラム97をインストールしてみました。するとこれが結構効くのですよ。ただメモリが32M程度は無いとツライかもしれません。メモリを有効利用する、スワップを減らす、アプリケーションの立ち上げを速くする、という3つの機能がその特徴です。難点は常駐型なのでハングアップが多少増えることでしょうか。買おうかどうか迷っている人は買っても後悔しない出来だと思います。当然、自分のマシンに惚れ込んでいる猛者限定です。そうでない人は新機種の購入にその分のお金をつぎ込んだ方が良いに決まってますな。もしくは映画見るとか、飲むとか。
ライトキャッシュとIE4
今までずっとNetscapeを使っていたのですが、IE4を「システムファイルの3割を書き換える」というWindows95の事実上のバージョンアップの目的のためにインストールしてみました。案の定システムが不安定になりディスクエラーが頻発。原因をいろいろ探っているうちに起動しなくなる始末。1回アンインストールしてみたのですがまるで効果無し。
先日ハードディスクのライトキャッシュを有効にしようとSCCTLというソフトで設定をいじっていたら元の状態に戻すことが出来なってしまいました。しかもどうやらキャッシュは有効になっていないようです。それではこれが原因か、ということで工場出荷時のパラメータに初期化。が、これではダメみたい。このドライブはHDSシリーズというアイ・オー・データのもので、中身はIBM製。戻したいのはHDSの初期設定であってIBMの設定ではないのです。ああ、こんなことならメモしておくんだった。
結局今では安定しました。NiftyにあるNEC製のアップデートモジュールを入れたのか効いたようです。これはいくつかのアップデートがまとまったものですが、マイクロソフトのWebサイトに各々置いてあるものと若干違うようです。しかもNECのWebには置いていないときたもんです。ん、どこかにあるのかな。落ち着いたのでしばらく使っていると「MSHTML.DLL」の一般保護違反で落ちることが多発。どうしたものかと思ってマイクロソフトのサイトに行くとたいした情報は見受けられず。仕方が無いので「Buffer Overrunセキュリティホール」の修正モジュールを落としてきてインストールしてみると「MSHTML.DLL」のアップデートも行なわれ見事に安定。どうせ隠れてバグの修正をやっているんだろうけど。
SR瀕死-IE4の恐怖-
しばらく更新が途絶えました。危うく起動不能になる所でした。理由は簡単で「IE4のアンインストール情報の手動削除」という暴挙をしたからです。はずみで消しちゃったんですよね。しかも普通の削除じゃなくてSHIFTキーを押しながらの完全削除(直後ならばDOSのコマンドで復活可能)。「さて、ハードディスクも手狭になってきたしどうせ使わんし」とIE4の削除を実行。「アンインストールの情報がありません」、とつれないダイアログが表示されてもたいして深く考えずに無視して手動でファイルを消しまくった。ところがコントロールパネルの「マルチメディア-詳細設定-」を選択するといきなりハングアップ。なぜ?Why?
そこで止めておけばいいのにIE4の再インストールをやろうとする。こうすりゃもう一回アンインストールできるだろ、とセットアップを実行すると「もうアンインストール機能は使えんもんね」という返事が返ってきてしまう。「おお!ジーザス!」1人悶える私。破滅はすぐそこまで来ていた。マイクロソフトのサポートページに助けを求めると「Windows95の再インストール後に再インストールしてすぐにアンインストールすればOK」との救済記事が。さっそくやってみる。が、やっぱり「アンインストールできねえんだっつーの」と叱られる。悩む、悩むぞ。DOS時代が長いので力技に頼りすぎって感じ。テレビに蹴りを入れて修理するエンジニア状態。
Win95の再インストールを何回やったか忘れた頃、いきなり膨大なエラーメッセージを表示して起動不能に。なぜかドライブがAドライブになっている。今まではCドライブなのに・・・あ、「/AT」のオプションつけるの忘れたんだ。解説しよう。98系のマシンを使っている人なら知っているかもしれないが、普通にインストールすると起動ドライブがAドライブになる。DOS/Vならば普通はCドライブになるのでセットアップのオプションに「/AT」というのが隠し(?)設定で用意されている。私は起動ドライブをCドライブにしていたので当然レジストリはCドライブからの起動用に書かれている。
-つづく-
またもSR瀕死-5x86の恐怖-
念願かなってPCSKB5を手に入れることが出来ました。喜び勇んで筐体の蓋を開け、今まで酷使してきたT64ELを外して交換するのに5分弱。ああ、何と待ち遠しい5分。もっともPCSKB5とT64ELの性能はほぼ同じはず。なぜなら使っているチップのアーキテクチャが一緒だからです。違うのはRAMDACがメインチップに載っているかいないかという点だけ。それでどうなるの、というのはやや話が複雑になるのですが、簡単に説明すると「画質が違う」ことでしょうか。PCSKB5が使っているのはS3社のVision964というチップでT64ELはTrio64というチップです。前者はRAMDACが必要なチップで、Trio64はRAMDAC内臓のVision964と言えます。
しかし、素直には動いてくれないのが98互換機。下駄を履かせただけのCyrix5x86搭載・NEC版Windows95インストール・クロックアップ・ハードディスクパラメータの改変、とまあ不安材料がいっぱい。案の定、5x86関連で不具合続出。16Mシステムメモリ空間のキャッシュ制御やLSSERオプションの有無、ハードディスクのパラメータあたりが原因とにらんでいます。今これを書いている間にもいきなりハングしたりリセットかかったりと散々でしたが、なんとか安定してきました。新しいハードディスクとCPUにAMD5x86を導入するいい機会のような気がします。なお、少々ややこしい単語が並んでしまいましたことをご容赦ください。いずれ辞書に載せるつもりです。
夢の島
このページにいらっしゃる方というのはハードに興味がある人が多いのではないかと思います。エプソン98互換機もしくは486機を使っている以上、ある程度の知識が無いとやっていけないはずだからです。素の状態ではWindows95を走らせるのもままならないようなマシンになんとかして現役を務めさせる、なんとまあ楽しいことか。問題はお金です。いくらなんでも金に糸目を付けない延命はする気にならないのが普通でしょう。そこで威力を発揮するのがジャンク品。興味の無い人にはただのゴミの山、必要とする人にとっては宝の山。今はSCSIボードが狙い目でしょうか。Windows95がドライバーを内包しているものならば比較的簡単に使えます。もっともバスマスタのメモリ制限やらなんやらでそうそう上手くはいかないですけど。
先日、某ショップでジャンクの入った箱を荒らしていると、ドババッ!っと物が投げ込まれました。いきなり視界に飛び込んできたのは72PinのSIMM。パッと手に取ると何と値札が100円!!さらに50PinのSCSIケーブルも100円!!その他ミニマイクやらモジュラーケーブルやらをつかみ取って総額315円。これよ、これ、ジャンクの醍醐味。下手をすれば大ゴミだけど、この程度は宝くじと一緒であきらめもつくというもの。
早速帰宅し、メモリのパターンを凝視。うーん、70nsか。まあ、関係ないからいいか。さすがにチップの型番で容量を推し量るほどの知識はないので、16MBと仮定してセット。おっ、しっかりカウントする。が、メモリドライバ(私はVEM486というフリーのメモリドライバを使用)が組み込まれた時点でハング。ううむ、ならばSafeモードでチェックじゃ、・・・「HIMEM.SYSは信頼性の無いメモリを発見しました」、ありゃ、やっぱりだめか。取り外して接点復活剤を噴射、念入りに端子を磨く。・・・やっぱりダメ。じゃあ、8MBのメモリかな、と思いメモリーボード(PCRB02)の設定を変更し再起動。メモリチェックよし、起動・・・成功!8MBメモリを100円で手に入れたことになります。皆さんもリスクを覚悟でチャレンジしてはいかかでしょうか。ただし、ハードディスク関連はオススメしません。データが吹っ飛んでも呆然とするしかないのは流石につらい。サブマシンならば話は別なんですけどね。
熱暴走
Cyrixの5x86が発売されたばかりの頃、CPUの上には緑色のでかいヒートシンクが付いてました。これが結構放熱が良いらしく、クロックアップをした後もファンは付けて無かったのです。ところがPCSKB5が熱源となって真冬だというのにハングアップが多発し始めました。もともとCurixのCPUはオーバークロックに弱いのでついにギブアップといったところでしょうか。適当に「486用」と書いてあるファンを980円で購入。CPUソケットから電源を取るわけでは無いのでサイズが手頃なら何でもいいんです。最初はスマートに電源を取ろうとしたものの面倒くさくなりハンダで直付け。まあ回っているのでよしとしましょう。ついでに買ってきたヒートシンクを活動停止中の486SXに装着。気休め程度ですな。ほんとはPCSKB5のチップにも付けたかったのですがスペースが無く断念。Cバスのボードの一枚もあきらめれば話は別ですが。意外と静かに回っているファンを見て、何となくうれしくなってしまう私。
しかも、なんとこれが効果絶大。98互換機をお使いの方ならお分かりでしょうが、メモリーボードは大抵CPUの側にあります。背の高いSIMMなんぞは接触してしまうぐらいですから、CPUからの熱を減らせたのでしょうか。PK-A586/98が欲しくなってきました。AMD5x86の240MHz動作が報告されているのには驚きましたね。ベンチだけならK6並らしい。恐るべし486。