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 私がPC486SRという98互換機を購入したのは1994年の4月頃でした。なんともかわいいちっちゃなボディ。そのコンパクトな筐体に低価格・高性能。「もう・・・、買っちゃおうかな」欲を見事にかき立ててくれた往年の名機です。
※このページを参考にした結果発生した惨事への責任を放棄しております。

INDEX-迷走の軌跡-

*1998年3月3日-SRな白昼夢

 前回の更新で「NLXより小さいマザーボード」と書きました。「NLXの4分の1」なんて書いてました。どうやら白昼夢だったようで,IntelがFlexATXというマザーボードの規格を発表しました。microATXよりさらに25%小型化,拡張スロットの数はゼロ! うーん,それはちょっと厳しい。そろそろSRに入りそうなサイズなんですけどね。物が出てくるのもまだ先の話で来年以降になるとのこと。

 しかしどこでNLXの4分の1なんて見たんだろう・・・並列世界?  


*1998年2月8日-SRの中身候補現る!

 なんでもNLXより小さいマザーボードが出るようです。どこかのニュース・サイトで見かけたのですが,忘れちゃいました。ひょっとすると白昼夢かもしれません。NLXの4分の1とのことなので,余裕でSRに入りそうです。ああ,いつ頃でるんだっけ・・・うーん,思い出せない。これが出るまでSRのAT互換機計画は一時凍結します。中身を入れ替えるので,ODPソケット改修を試すのもいいかも。あのピンを一つ一つ直すの。レバー下ろして接地,ってのが無理だから。あ,ソケット買ってきて総ハンダ付けってのもありです。・・・やめやめっ!。  


*1998年1月13日-SR採寸,その小ささに涙(ToT)

破壊済みソケット SRを復活させるには中身総入れ替えしかありません。だって,こんななんだもの。オーバードライブのソケットのピンをつぶし倒し,カバーをはぎ取り,486SXマシンに逆戻り。少しは前進しようかと,ケースの寸法をチェック。うーん,だいたい縦・横28cmくらいかな。えーと,NLXマザーのサイズは・・・30.5cm x 19cm ガーン!,足りない(涙)。これが入らないということは,ダメじゃん。

 そこで対処法を考える


 できればSRのケースには手を入れずに済ませたいものです。先達はいらっしゃるんでしょうか・・・  

*1998年1月8日-SR復活を模索中なわたし

 長いこと放っておかれたSR。RSはとうの昔に売り払ってしまったのでもはやエプソン互換機ユーザとは言えない今日この頃。せめて5x86が付けられれば・・・。最近AMDの5x86を入手しました。付けたいです。でもソケットはボロボロです。復旧はたぶん無理です。

 となるとケースを生かした復活作戦しか残された道はありません。PC98のエミュレータはまだ完全なものがないのでとりあえずDOSマシンとして使うのもアリですけどね。やるぞやるぞといっておいてやらないのも何なので,そろそろ具体的に検討しないと。電源が流用できれば踏み切ります。


*SRからRSへ

 この文章を書いているのはSRではありません。発端は5x86の4倍速版を搭載しようとしたことでした。経緯は構成の練り直しとともに書いていきますので、今回更新が少なかったことをお許し下さい。一時は486SXでWin95を走らせるハメに。意外と使えましたよ(^^;)


*時限爆弾

 SR瀕死の原因はODPソケットの破壊です。下駄を外してもう一度付け直したら全く反応が無い。あちゃ、ヒューズが飛んだか、と思ってテスターで計測するとちゃんと通電している。「???」と悩むがこういうときに取れる方法はただひとつ、とにかくしっかり差し込むこと。全体重をかけてCPUと下駄をソケットに押し込む。冷静に考えれば「そんなに押したらマザーが折れるぞ」というところに行き着くはずなのに、とにかく押し込む。ここでマザーが折れたりしたら「瀕死」ではなく「他界」になるのですけどね。

 いろいろやってみるもののやっぱり反応なし。「せっかく手に入れた5x86/x4を早く試したい!」と私がとった信じられない行動とは・・・

-つづく-

*信管はCyrix

 私がとった行動とは、ソケットをペンチで引き千切る、でした。ソケット表面のレバーを倒すとスライドする部分です。まずレバーを取り外し(引っこ抜き)すきまにドライバーを差し込んで平和的解決を模索。交渉決裂、素直に外れるわけがない。「いくらやってもODPソケットの生存が確認できない以上、外科手術は前進なのだ!」とまあ、後先考えずにやっちまったという次第。頭蓋骨を掘削して目の前に現れた光景は、押しつぶされてボロボロになったピンの海。CPUのソケットを思い浮かべてください、あの穴ひとつひとつに対応してピンがあるわけです。そのピンはCPUを挿しただけだと完全に接触しないようになっていて、挿してレバーを倒して表面の層がスライドすることによって接地する仕組みになってます。無理矢理文章で表現すると「電車のドアに挟まれる手」って感じですね。ああ、デジカメあれば写真載せられるのに。

 で、何故ボロボロになってたかというと、いちばん最初に装着した降圧下駄の付け方が悪かったからです。一応動作はしていたものの、一度食いつくと取れない釣り針のようになってしまっていたようです。いっかい挿してみて動作しなかったんで、もう一度思いっきり押し込んだらその時に「ギリキリ」、といかにも「刺さってるぞ!」というサウンドが出たんですよね。それで一回抜いちゃうともう入らない状態にしてしまったみたい。皆さん、特にソケットがコの字型の方は気を付けてください、って私だけか・・・


*救世主?-Windows98-

 「エプソン互換機版Windows98は登場せず」、そりゃそうだ、と納得しながらも結構がっくり。何でも「開発を断念」したらしい。ほう、一応やってみたのね。

 さて、インストールしましたよ、Win98。結論から言うと快適です。意外にもWin95より安定しているし。ディスクアクセスもかなり速くなってます。まあ、アクセススピードそのものが上がったのではなく、アプリの立ち上げとスワップの処理速度が改善された結果ですね。今のところ不具合はありません、とこれはウソ。最大の欠点、「SoundBlasterが使えない」というのがあります。おかげで今はとってもサイレント。たま~にビープ音が鳴ってホラーな雰囲気。内臓音源はドライバが入手できず断念。

 まだまだ楽しめそうです、エプソン98。これでWinNT5.0とか動いちゃうと面白そう。ん、98版は出ないかな・・・(注:どうやら出るようです


*EPSON98でNT5.0

 どうやらNT5.0は98でも出るようです。まあ相変わらず誰かが人柱になる必要はありますが,エプソン98互換機でWinNT5.0なんていうのもできそうです。さすがに486系の人は無理でしょうかねぇ。サービスなんか動かしてる余裕ないでしょうし。586機の人はまだまだ現役でいけそう。

 ちなみに私はすでにAT互換機ユーザです。そろそろそっちネタのページを作ろうかと思ってます。幸運にも(?),ページ・タイトルは「電算機活用研究室」,うーん助かった。ということで,研究室にアコーディオン・カーテンをつけることになりそうです。


*PC486SR,第一次換装計画

 最近マザーボードに何から何までぶちこんだ製品があるとか(注:生産中止になりました・・・涙)。電源,ビデオ・アクセラレータ,サウンド,etc...あと必要なものはCPUとハードディスクだけ。これをSRの中にそーっと入れてみようかな,と。NECの98-NXとか見てると小さいですよね。NLXという規格のマザーボードを使っているんですが,ちょっと値が張るのが難点。SRのコンセプトは1994年当時からケチケチ路線なのでNLXは却下~。

 私の近くにAT互換機のミドルタワーケースがどーんと置いてあります。邪魔です。目障りです。うるさいです。SRと液晶ディスプレイの組み合わせ,うーん,想像しただけでもスッキリする。

 ん?液晶!?


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